先日、伝統食研究会の鎌谷先生の講演会がありました。
毎回、たくさん教えられる事があります。
しかも、関西弁なんで、面白いっ!!
面白いから、す〜っと入って来るんですよね〜!
今回は、日本の歴史を順追って話して頂き、歴史の流れに食事の移り変わりをくっつけて教えて頂けたので、わかりやすかったです!って言っても、私歴史は大の苦手だったので、復習にはなってませんが…。
ところで、なんでこの写真を添付したか…。
フランスの食文化はフランスパンと書いてあったので、今回の内容とリンクするところがあったので…。
というのも。
ヨーロッパはその昔、そもそもパンの原料となる穀類を作っていなかったのだそう。なのに何故パンが文化??
それは、食用植物が少なかった為、他国で作られていた物を使って加工する技術が優れていたようで、フランスパンが生まれたらしいのです。加工技術が優れていたために、栄養学が生まれたのだそう。
さて、日本は?
作物が少なかった、粗食だった、しかし、アジアは食用植物が豊富。よって日本は、中国からの渡来食品が主だったようです。という流れで中国や日本は食用植物があった為、加工技術は必要なく、文化が生まれたそうです。これが「食養」として代々伝えられていったのだそう。
日本の食は、世界に認められた最高なモノなのに、何故日本人は、大切にしていかないのでしょう?
私は中国人の友人がいますが、中国では、餃子(もちろん皮から)が作れなければ嫁に行けないと言われるそうです。
日本は、梅干し作れなくても嫁に出して貰えました(笑)
これって、いわゆる「お袋の味」を伝えていく事で、食が守られていくのですよね。
ちまたでは、見えない栄養素を追い掛け、栄養学が先走り、この食材は〇〇に効く…と躍らされている気がします。
でも、万人に合う食材はない!と鎌谷先生は言われます。でも、よく考えればそう思いませんか?
やっぱり、体質によって人それぞれ合う食材合わない食材があるんですよね。
ここでもまた、じゃあ冷え症だから!となってしまいますが、冷えも何処からきている冷えかによって、その食材が凶となり、吉となります。
私達の会では、体質を調べどの食材が合うのか指導して貰う事ができます。
体質を調べる事で、アレルギーやアトピーの原因が解るかもしれません。
遺伝性の病気は、3%ないと言われているそうです。さらに、生活週間病は、江戸時代はゼロに近いと。
食の変化で、現代は病気が増えているんです。
せっかく世界に誇れる食があるのであれば、伝統食を見直し、病気にならない身体作りをしていきたい!とまた改めて思いました。
今年は、梅干し作ってみよ〜っと。
講演会に来られなかった方、是非またの機会に参加して頂きたいなと思います。
しっくりくる話しが聞けますよ(^0^)/
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